観測装置が90°方向に動いている場合、光源を出た光がレンズに到着するまでにレンズは図のように90°方向に移動します。そのため節点も移動するのでその点を通る中心線がこの光のの中心軸となります。要するに光が曲がっているように見えます。実際にはボールのように光が曲がるのではなくレンズの移動により節点を通る光線が中心線として選択されているのです。
この場合B.Sを通る光線はSinθ=c/vとなる角度で曲がっているように見えるのでM,M実験の前提は正しいことになります。
しかしB.Sで90°方向に反射する光は、まとめ5と同じようにホイヘンスの原理で計算するとほぼ90°方向に反射します。あくまで実験に支障のない近似にすぎません。
光がボールのように曲がったりするのではなくレンズの節点のずれによることで説明できます。
以上
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